だからワンは「Everything gonna be Alright」と叫ぶのだ。

このブログを読んでいただいている皆さんは、多少なりとも「レゲエに興味がある」方だと思うので、やはり、ワンとしてもレゲエについて、ワンの思いを吐き出せる場にしたいと思ったりするわけです。

というわけで、いきなり話を進めていきたいと思うのですが、ワンにとってレゲエとはなんぞや?という話をした時に、やはり「レゲエとの出会い」まで遡ってしまうわけです。

Everything gonna be Alright

ワンがレゲエを聴き始めたのは、18歳の時

世の中は、バブルで浮かれまくっていた時代だったのですが、ワンは貧乏浪人生という身分で、バブルの恩恵なんざサッパリ受けておらず、そのために、「ひがみ」「ねたみ」「そねみ」なんて感情に支配され、世の中の全てに対して唾を吐き、たいした知恵もないくせに体制に逆らってることがかっこいいなんて価値観でいました。

そんなワンの耳に入ってきたのは、当時の言葉でいうところの「コンピューターライズド」されたトラックに乗せたDJのトースティング。

初めて聞いたときに「なんじゃこりゃ?」という言葉が本当に出てしまうほど、これまでの音楽に対する先入観を根底から覆すほどの衝撃でした。

その音楽が「レゲエ」といわれるものであることを知り、その神様的存在がボブマーリーであることを知るまでには、さほど時間はかかりませんで・・・、ワンは、自然とボブマーリーの曲を聴き漁るようになったのです。

いろんな名曲があるボブマーリーですが、その中でも、どうしても外せない1曲が「NO WOMAN NO CRY」でした。

初めて聞いたときに、どういうわけだか自然と涙が出てしまったことを、今でも強烈に覚えています。

最初はメロディーでハマった「NO WOMAN NO CRY」だったのですが、ワンは、すぐに、リリック(歌詞)に惹きつけられました。

特に、感動してしまったのが「Everything gonna be alright」というフレーズ。

全てのことが、最終的には良い結末になるよ。

今がどんなに辛くたって、きっと、最後には、うまくいくさ。

そんな意味の言葉だと解釈しています。

当時、何をやってもうまくいかなかった(思い通りにならなかった)自分にとって、この言葉は、神のご加護といっても良いものでした。

そこから、ワンは、この言葉を信じ続け、生きてきたように思います。

そして、この言葉と出会ったからこそ、レゲエという音楽に心底はまり、レゲエの素晴らしさを伝えたいと思い、何より自分の感情をストレートにアウトプットできるということに心酔したのです。

Everything gonna be alright

すべてうまくいくさ

ワンが年をとって、最期を迎えるときに「すべてが、うまくいったぞ」と言えたら、本当に幸せだと思います。

JAHは、頑張った人には、頑張った分だけ、ご褒美を準備してくれている気がします。

ワンは、強欲なので、JAHからのご褒美を沢山もらいたいと考えています。

東に病気の子供があれば
行って「Everything gonna be Alright」と勇気づけ
西に疲れた母あれば
行って「Everything gonna be Alright」と励ましてやり
南に死にそうな人あれば
行って「Everything gonna be Alright」となぐさめてやり
北に喧嘩や訴訟があれば
行って「Everything gonna be Alright」とクールダウンさせ
日照りの時は涙を流し
寒さの夏は、おろおろ歩き
みんなにラガマフィンと呼ばれ
バビロンシステムが支配する世の中に
ボンボクラと中指を立てながら飄々と暮らし
Everithing gonna be alright とつぶやきながら
成すべきことを粛々と成していく
そういうDJに、私はなりたい
・・・なんてことを考えているから

だからワンは「Everything gonna be Alright」と叫ぶのだ。